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カリキュラム

キャリアと職業支援

学芸員資格取得プログラム

学芸員は、博物館法に基づき、博物館や美術館等の機関で、資料の収集、保管、展示、調査研究、及びその他の関連する事業に従事する専門的職員です。言語社会研究科では 2002 年4月に学芸員資格を取得するための科目を開講しました。大学院の開講科目であるため、受講者が修士課程と博士課程の大学院生に限定されているのが大きな特徴です。

最短2年間で学芸員資格を取ることはできますが、自分の研究と並行して、計 19 単位を取得するのは困難です。しかし、将来の職業選択に対する明確な意識、学問的な専門性を備えた大学院の段階から、学芸員資格を取り始めることには利点もあります。具体的には、授業が少人数であるためきめ細かい指導が可能であり、社会学研究科を中心とした他研究科の院生との活発な交流も生まれています。大学院生であるからこそ、主体的な学びを実践できているのです。

昨今の社会的状況を考えると、学芸員資格を活かした就職は簡単ではありません。それでも毎年、複数の受講者が美術館や博物館、および文化振興に関わる財団などに就職しています。

2004 年から 2017年までに、一橋大学大学院から 27 人が各地の美術館、博物館、文化振興に関わる財団や機関に就職しました。これまでに決まった就職先を以下に挙げます。特に断りのない場合は、学芸員や研究職としての採用を表しています。また、そこで得られた知見や経験を活かして、大学教員として就職する場合もあります。

( * は他研究科の修了者/在学生)

美術館
東京ステーションギャラリー
香川県立ミュージアム
福岡アジア美術館 *
国立新美術館
東京都美術館
板橋区立美術館
練馬区立美術館
德川記念財団
目黒雅叙園
国立新美術館
世田谷美術館
国立新美術館(情報資料室)
東京都美術館 (教育普及担当学芸員)
三菱一号館美術館(展覧会マネージメント)
川崎市市民ミュージアム
博物館・文書館
立命館大学国際平和ミュージアム *
埼玉県立歴史と民俗の博物館 *
国立公文書館 *
下田開国博物館 *
荒川区立荒川ふるさと文化館 *
東京大空襲戦災資料センター *
横浜市みなと博物館 *
埼玉県立文書館 *
科学館、文学館など
国立科学博物館(事務職)
豊島区立生涯学習指導員(学芸研究職)
東芝未来科学館(企画広報)*
財団など
公益財団法人東京都歴史文化財団(事務職)*
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団 *
大学教員
東京藝術大学大学院美術研究科(教育研究助手)

学芸員資格取得のために受講を要する科目は以下の通りです。(全開講科目の一覧はこちら

法令上の科目単位数一橋大学において開講される科目修得単位数
生涯学習概論2教育と社会2
博物館概論2博物館概論2
博物館資料論2博物館資料論2
博物館資料保存論2博物館資料保存論2
博物館経営論2博物館経営論2
博物館展示論2博物館展示論2
博物館教育論2博物館教育論2
博物館情報・メディア論2博物館情報・メディア論2
博物館実習3博物館実習 I (学内実習)1
博物館実習 II (学内実習)1
博物館実習 III(学外実習)1