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教育活動

ミュージアム・アドミニストレーション・プログラム (MAP)

MAP(ミュージアム・アドミニストレーション・プログラム)は平成23年度をもって終了しました。

言語社会研究科では、マネージャー型の学芸員養成を目指して、平成19年度よりMAPプログラムを実施してきました。しかし、平成24年4月1日より博物館法施行規則が改正されたことにともない、学芸員資格取得に必要な単位数が12単位から19単位へと増加し、さらに授業内容の面でも、MAPプログラムと通じる内容が強化されることとなりました。そこで、MAPプログラムは一応の任務を終えたものとみなし、平成23年度をもって終了することといたしました。

なお、平成23年度までにMAP演習4単位を取得している人であれば、今後もMAP科目として認められた科目の単位を取得すれば、MAP修了証を発行します。

2012年3月28日更新

趣旨と意義

ミュージアム(博物館・美術館)は本来、文化的遺産や資料を保存し、研究・教育活動に供することを目的として設立される恒久的施設であり、利潤追求とは相容れない社会的存在意義を持っています。しかし、近年、公共事業の効率化の動きのなかで、ミュージアムについても安易に経営的側面が強調され、その本来の目的が見失われつつあります。本プログラムは、マーケティングなどの経営的ノウハウ、知的財産法などの法律的知見、データ分析などの統計学的手法を活用することで、むしろミュージアム本来の目的を擁護しつつ発展させるという発想に基づいています。
  言語社会研究科では、2002年度から学芸員資格取得のための科目を設置していますが、MAPは、この学芸員資格のための授業を核としながら、財務会計、マーケティング、知的財産法、文化政策論、NPO論、公共経営論などの知見を、現代の文化施設の事業運営に深く関わる側面において、身につけてもらい、従来の研究者型学芸員とは異なる、新しいタイプのマネージャー型学芸員を養成しようとするものです。利潤追求が目的ではないとはいえ、企業メセナミュージアムはもちろん、独立行政法人となった国立系のミュージアム、さらには指定管理者制度が導入されつつある地方公共団体系のミュージアムにおいても、経営の問題が前景化している現在、経営的視点を踏まえつつ、ミュージアム本来の社会的意義を擁護できる人材の需要は、ますます高まることが予想されます。現在、他大学においても、芸術活動支援や地域振興、生涯教育などを視野に入れたアート・マネージメント系のプログラムは設置されていますが、本プログラムではミュージアムという施設・組織の運営を主眼とし、一橋大学の各学部・研究科に設定されている関連科目を学ぶことで、広い知見の修得を目指します。

修了後の進路

美術館、博物館、資料館、および、その運営母体となる官公庁、地方自治体、財団、NPOなど。

プログラムの内容

修士修了要件

演習8単位を含む32単位

MAP修了証取得条件

  学芸員資格取得者 学芸員資格未取得者
言語社会研究科単位
MAP演習4単位
その他 16単位以上
学芸員資格関連
博物館学T〜V
6
関係全科目
16
他学部・他研究科
マーケティング・会計・知財など 関連科目 12単位以上
修士修了要件+6単位以上
38以上
修士修了要件+16単位以上
48以上

※MAP修了者は学芸員資格も取得していることになります。

○MAP履修者は入学後、全員がMAP演習に参加、教員の指導により、各々に最もふさわしい授業履修の仕方を決定します。
・MAP履修の条件
  「造形芸術論」2単位以上、「文献演習(英語)」2単位以上必要。
   他学部・他研究科の科目は、マーケティング、マネジメント、知的財産、会計、
   社会調査、美術などから3つ以上の異なるジャンルで、12単位以上必要。
・学部および大学院の各科目についてはWebシラバスを参照。
・学部は発展科目でないと、単位にならないので注意すること。
・商・経・法・社の学部出身者でない限り、いきなり他大学院の科目を履修することは
 困難です。

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