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教員紹介

糟谷 啓介(かすや・けいすけ)教授

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教員の教育研究活動報告をPDFで見ることができます。

 

教員詳細紹介

学歴

1987/03 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学
1981/03 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
1978/03 一橋大学社会学部卒業

学位

1981/03 社会学修士 (一橋大学大学院社会学研究科)

職歴

2010/05~2014/04 一橋大学大学院言語社会研究科長
2006/04~2010/03 一橋大学教育研究評議員
1998/07~現 在  一橋大学大学院言語社会研究科教授
1996/05~1998/06 一橋大学大学院言語社会研究科助教授
1991/10~1996/04 一橋大学社会学部助教授
1989/04~1991/09 福島大学教育学部助教授
1987/04~1989/03 福島大学教育学部専任講師

研究プロジェクト等

 

受賞等

 

 

主要業績

著書・共著等

(1) 『언어 헤게모니 권력 ―― 언어사상사적 접근』(韓国語/「言語・ヘゲモニー・権力」)、コ・ヨンジン、ヒョン・ジニ訳、ソウル、ソミョン出版、393頁、2016年1月
(2) 『言語帝国主義とは何か』 (共著)、藤原書店、2000年9月
(3) 『言語・国家、そして権力――ライブラリ相関社会科学4』 (共編著)、新世社、1997年

論文

(1) The Transition of Language Regime in the Modern Age ---- From Diglossia to National Language, Asian Community and Coexistence in Multi-Ethnic and Multi-Cultural Contexts. A Special Volume of One Asia Seminar Series 2013, Department of Sinhala, University of Kelaniya, 2013, pp.231-242.
(2) 「「書くこと」と言語の力学」、『人文科学』延世大学校人文学研究院、第97号、pp.177-193、2013年4月
(3) 「商務語言能否成為不同集団的媒介語言?」、王惠玲、卢惠惠(主編)『語言学理論与商务汉语教学研究』上海:学林出版社、2009年、pp.134-147
(4) (coauthor) Translating Western Terminologies into Japanese; From Kanji Terms to Katakana Terms, in Elliniki Etaireia Orologias (ed.), Hellenic Language and Terminology. 6th Conference Papers, Texniko Epimenitirio Elladas, Athens, 2007, pp.323-332.
(5) (coauthor) Are Grammatical Terminologies Translatable?: A Debate about “Subject” in Japanese Linguistics, in Elliniki Etaireia Orologias (ed.), Hellenic Language and Terminology. 7th Conference Papers, Texniko Epimenitirio Elladas, Athens, 2009, pp.395-404.
(6) 「「言語的上部構造」盛衰記――ルイ=ジャン・カルヴェ『言語学と植民地主義』に寄せて」、『思想』998号、岩波書店、2007年6月、pp.61-73。
(7) 「言語共同体概念再考」、『言語社会』第1巻、一橋大学大学院言語社会研究科、2007年3月、pp.104-125。
(8) 「『アラブ人は馬に百の名前をもつ』――ある風説の歴史」、『一橋論叢』第134巻第3号、2005年9月号
(9) “L’Hegemonie linguistique ---- pouvoir organisateur du “consentement spontane”, Imperialismes linguistiques----hiers et aujourd’hui, 2005:01, pp.55-69
(10) 「意味の沈殿と蘇生の儀式」、『還』第14巻、藤原書店、2003年7月
(11) 「言語と権力―言語的権威の承認の構造」、『文化の権力―反射するブルデュー』、2003年1月、139-161頁
(12) 「全体論的言語像の形成――「高貴な俗語」から近代国民語へ」、『環別冊5・ヨーロッパとは何か』藤原書店、2002年12月、92-99
(13) "Discourses of Linguistic Dominance: A Historical Consideration of French Language Ideology", International Review of Education(Special Issue: Globalization, Language and Education), Vol.47, Nos.3-4, July 2001, pp.235-251
(14) 「 『言語記号の恣意性』とはなにを意味するか――歴史的考察」、『一橋論叢』第121巻第3号、日本評論社、1999年3月
(15) 「言語政策と言語認識 ~自由主義と自然主義の陥穽~」、庄司博司編『ことばの二〇世紀』、ドメス出版、1999年
(16) 「『国語』はいかにして発生するか」、日本記号学会編『ナショナリズム/グローバリゼーション(記号学研究19)』、東海大学出版局、1999年
(17) 「文法と神――一般文法と言語神授説」、『一橋論叢』第120巻第2号、日本評論社、1998年8月
(18) 「接ぎ木されたことば」、『ユリイカ』、青土社、1998年7月
(19) 「起源の他者――啓蒙時代の野生児とろうあ者」、『現代思想』臨時増刊「ろう文化」、青土社、1996年4月
(20) 「日本の〈言語問題〉」、『現代思想』青土社、1994年8月
(21) 「『ネーション』と啓蒙」、『現代思想』、青土社、1993年5月
(22) 「言語学に『言語』は必要か」、『一橋論叢』第109巻第4号、日本評論社、1993年4月
(23) 「言語/境界/領土」、『現代思想』青土社、1992年10月
(24) 「〈国語〉のふたつのモデル――マンゾーニとアスコリ」、『一橋論叢』第103巻第2号、日本評論社、1990年2月

翻訳

(1) ウヴェ・ペルクゼン『プラスチック・ワード』、藤原書店、2007年
(2) ベネディクト・アンダーソン『比較の亡霊――ナショナリズム・東南アジア・世界』(共訳)、作品社、2005年
(3) クロード・アジェージュ『絶滅していく言語を救うために――ことばの死とその再生』、白水社、2004年
(4) R・ショダンソン『クレオール語』(共訳)、白水社(文庫クセジュ)、2000年
(5) W・J・オング『声の文化と文字の文化』(共訳)、藤原書店、1991年
(6) B・シュリーベン=ランゲ『社会言語学の方法』(共訳)、三元社、1990年
(7) E・ロット=ファルク『シベリアの狩猟儀礼』(共訳)、弘文堂、1980年

その他

(1) (インタビュー)「最後の一擲――いま生きている言語をみつめる」、『言語社会』8号、2014年3月、pp.6-27
(2) 「近代社会と言語――文明のことば/文化のことば」、『如水会会報』No.985、2012年12月号、pp.20~23
(3) (書評)砂野幸稔編著『多言語主義再考――多言語状況の比較研究』(三元社、2012年)、『社会言語学』Ⅻ、2012年11月、pp.137-148
(4) (対談)「『1984年』から「プラスチック・ワード」へ」、『環』第38巻、藤原書店、2009年7月、pp.138-161
(5) (書評)“K. David Harrison, When Languages Die: the Extinction of the World’s Languages and the Erosion of Human Knowledge, Oxford University Press, 2007”
『學鐙』丸善、第104巻第2号、2007年6月、pp.50-51。
(6) 「英語の覇権・少数言語の抵抗」(共著)、樺山紘一ほか編『20世紀の定義・[6]ゲームの世界』岩波書店、2002年
(7) 「イ・ヨンスク『「国語」という思想――近代日本の言語認識』」、大澤真幸編『ナショナリズム論の名著50』平凡社、2002年
(8) (書評) 「澤井繁男『ルネサンスの知と魔術』(山川出版社、1998年)、『日伊文化研究』日伊協会、第37号、1999年3月
(9) (書評) “Robert F. Barsky, Noam Chomsky. A Life of Dissent,The MIT Press, 1997.”『学鐙』、丸善、第97巻第7号、1997年7月号

研究に関するメッセージ

現実のなかで言語が中立的なコミュニケーションの道具にとどまったためしはない。言語はさまざまな方向から社会的価値づけの対象となり、ひいては独自の現実性をそなえた社会的力を行使する。そこでは、言語の外にある「不純な」要素が介入することで社会的要因が言語に「反映」するのではなく、言語そのもののなかにさまざまな社会的諸力が内在し、それらが多様な形態をとる。現在の研究関心は、こうした問題意識にもとづき、いかにして言語が人間の行為と意識の対象となり、そこからどのようにして言語規範と言語表象が発生するのかを解明することにある。 (2000年3月)

 

教育に関するメッセージ

ゼミは総勢20名をこえ。それぞれのゼミテンの関心も研究テーマも異なるため、統一的なテーマは設定しにくい。ゼミの運営のしかたも同様で、年間を通してゼミテンの発表をつぎつぎにおこなった年もあれば、前期はテキスト購読、後期は各自の発表にふりわけた年もある。というわけで、ゼミナールのやりかたはまだ試行錯誤の状態にある。とはいえ、どのような形態をとるにせよ、各ゼミテンが修士論文・博士論文を完成させるために、ゼミナールの場を存分に活用してくれれば、ゼミナールの第一の役目は果たされたことになるかもしれない。(2000年3月)

 

 

 

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