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教員紹介

イ・ヨンスク 教授

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教員詳細紹介

学歴

1991/03 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学
1985/04 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程入学
1985/03 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)
1983/04 一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学
1980/02 延世大学校文科大学国語国文学科卒業

学位

1996/07 社会学博士(一橋大学)
1985/03 社会学修士(一橋大学)

職歴

2016/12~ 現 在 一橋大学大学院言語社会研究科韓国学研究センター長
2000/01~ 現 在 一橋大学大学院言語社会研究科教授
1997/10~1999/12 一橋大学大学院言語社会研究科助教授
1991/09~1996/04 大東文化大学国際関係学部助教授

研究プロジェクト等

(1) 科学研究費補助金
「近代日本の言語ナショナリズムと文化的共同体主義の研究」(研究代表)、2009年度~2011年度
(2) 科学研究費補助金 基盤研究(C)
「言語行為として見た明治以降の詔勅の研究」(研究代表)、2006年度~2007年度

受賞等

1997/11 サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞

 

 

主要業績

著書・共著等

(1) 『 「ことば」という幻影 : 近代日本の言語イデオロギー』、明石書店、2009年
(2) 『異邦の記憶――故郷・国家・自由』、晶文社、2007年
(3) 『<国語>という思想 ―近代日本の言語認識―』、岩波書店、1996年

論文

(1) 「国語学・言語学・国学」、『日本の言語学』(『言語』30周年記念別冊)、大修館書店、2002年5月 
(2) 「<民族>を消し去る<国民>」、『歴史表象としての東アジア』、清文堂、2002年10月、201-209頁
(3) 「<狭義の日本人>と<広義の日本人>――山路愛山『日本人民史』をめぐって」、赤坂憲雄ほか(編)『日本を問いなおす』、岩波書店、2002年
(4) 「東アジアの脱植民地化について」、『大航海』別冊、第40巻、新書館、2001年10月
(5) 「世界の関節を脱臼させる方法」、『現代思想』、青土社、2001年9月
(6) 「文字から文体へ――漢字と言語的近代」、山中桂一・石田英敬編『言語態への問い』、東京大学出版会、2001年
(7) 「虚無から夢へ――『狂躁曲』をめぐって」、『ユリイカ』、青土社、2000年12月号
(8) 「言語という装置」、栗原彬ほか(編)『越境する知4/装置:壊し築く』東京大学出版会、2000年
(9) 「<国語>と言語的公共性」、三浦信孝・糟谷啓介編『言語帝国主義とは何か』藤原書店、2000年
(10) 「国語のパラドックス――<国語を教える>ことを考える」、『大航海』、新書館、2000年10月
(11) 「<日本語>と<国語>のはざま」、『国文学・解釈と鑑賞』第65巻7号、至文堂、2000年7月
(12) 「日本語への絶望」、『國文學――解釈と教材の研究』第44巻12号、學燈社、1999年10月
(13) 「<戦争>という罠――現代日本の精神土壌」【韓国語】、『当代批評』、サミン、1999年春号(3月)
(14) 「正音の帝国」、『一橋論叢』第121巻第3号、日本評論社、1999年3月
(15) 「民族差別と教育――ステレオタイプと『間の存在』」、佐伯胖ほか(編)『共生の教育』(岩波講座『現代の教育・危機と改革』第5巻)、岩波書店、1998年
(16) 「<東京語>の表象の成立」、『言語』、大修館書店、1998年1月
(17) 「日本語の<国際化>と<共栄圏語>」、『日本語学のみかた』アエラムックNo.30、朝日新聞社、1997年10月
(18) 「柳田国男と<国語>の思想」、田中克彦・山脇直司・糟谷啓介編『言語・国家、そして権力』、新世社、1997年
(19) 「雑居への恐怖」、養老孟司(編)『体験としての異文化』(河合隼雄責任編集『現代日本文化論』第7巻)、岩波書店、1997年
(20) 「ことばの深淵より――李良枝への鎮魂」、『へるめす』第50号、岩波書店、1994年7月
(21) 「ソウルのシンデレラ――韓国バンブーイングリッシュについて」、『へるめす』第46号、岩波書店、1993年11月
(22) 「定位と移動――『祖国』との距離」、『文芸』特別号『越境する世界文学』、河出書房新社、1992年12月

翻訳

 

その他

(1) (解説)「マジョリティの『開き直り』に抗するために」、R・イーグルストン『ポストモダニズムとホロコーストの否定』(増田珠子訳)、岩波書店、2004年9月
(2) 「<共同の記憶>と<共同の忘却>」、『Quadrante』第6巻、東京外国語大学海外事情研究所、2004年3月、27-30頁
(3) 「日露戦争と言語政策」、『日露戦争スタディーズ』、紀伊国屋書店、2004年2月、193-195頁
(4) (対談)「国民主義のポイエーシス」【韓国語】、 酒井直樹『国民主義のポイエーシス』、創作と批評社 、2003年10月、216-261 頁
(5) 「国語と国民国家」、『かながわ高校国語の研究』第38集、2002年11月、55-71頁
(6) (書評)「姜信子『安住しない私たちの文化』」、『週刊読書人』、2002年6月26日、5面

 

研究に関するメッセージ

これまでの主な研究テーマは、近代日本において「国語」の概念の成立を明らかにすることでした。そのために、さまざまな知識人が「国語」についてどのようなことを語り、「国語」をどのように表象していたかを考察し、「国語」について語るさまざまな言説がたがいにどのような関係にあり、全体としてどのような構造をもっているのかを分析してきました。しかし、それだけでは何となくどうどうめぐりになる感じがしてきました。「国語」について誰がどのようなことを語ろうとも、そこには、無意識のうちに考えたくないものを遠ざけようとする態度が共通して見られます。内在からの視点だけでは、このような空白がなにを意味するかを明らかにできないのではないかと思うようになりました。そこでいまは少しテーマを移動させて、近代日本における他者認識の問題に関心をもっています。ですが、まだまとまったかたちにはなっていません。

ゼミにはたくさんの学生さんが来て、それぞれ思いの研究を発表してくれるので、とても刺激になります。ゼミでの議論のなかで、貴重な考えに啓発されることがよくあります。

私にとって研究の出発点は、現在の世界のありがたに対する疑問や違和感だと思っています。どうもこれはおかしいと思い、その疑問を素朴につきつめていくことが、最終的には論文というかたちになって現れてくると思います。教師にとっても学生にとっても、ゼミナールがそのような探求心を育てていく場所であることを望んでいます。(2000年3月)

 

教育に関するメッセージ

 

 

 

 

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