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教員紹介

武村 知子(たけむら・ともこ)教授

略歴 活動教育に関するメッセージ


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オフィスアワー  随時(事前にメールで予約をとること)

教員の教育研究活動報告をPDFで見ることができます。

 

略歴

1963年11月生まれ。

1998年3月、東京大学大学院人文系研究科ドイツ語ドイツ文学専攻博士課程満期退学。2000年4月より一橋大学大学院言語社会研究科助教授。

2009年4月より一橋大学大学院言語社会研究科教授。

 

活動

ウェブサイト

『メランコロジー』http://www.melanchologia.org/ 

研究プロジェクト等

科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究
「電子文書におけるスタイルの抽出・軽量及び検索に関する基礎的研究」(研究代表)、2011年度
科学研究費補助金 基盤研究 (C)
「ヨーロッパの文学・思想継承における歪曲の系譜」(研究分担)、2009年度〜2011年度

単行本

『日蝕狩り――ブリクサ・バーゲルト飛廻双六』、青土社、2004.3、325頁
『どろろ草紙縁起絵巻』、フィルムアート社、1996.6、268頁

批評的短篇

「黄昏のハジケリスト――澤井啓夫『ボボボーボ・ボーボボ』の悲壮なたたかい」
 『ユリイカ』05年2月号(特集・ギャグマンガ)、青土社、05.1、p.96-106
「『日蝕狩り』のための覚書2/48」
 『一橋論叢』128巻第3号、2003.9
「安息はまだ来ない――石川九楊『日本書史』を読む」
 『文字』創刊号、京都精華大学文字文明研究所、2003. 7、p.203-223
「散月記――伊勢物語飛廻(鎌倉篇)」
 『ユリイカ』02年2月号(特集:源氏物語)、青土社、p.115-131
「あの日、トウモロコシ畑で――白とちひろの川渡り」
 『ユリイカ』01年8月臨時増刊号(特集:宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界)、青土社、2001.8、p.181-195
「不残紅――ちょっと冷えます」
 『ユリイカ』00年10月号(特集:泉鏡花)、青土社、2000.9、P.138-157
「木漏れ陽はまだ在る――阿部嘉昭『AV原論』によせて」
 『月光』第10号、南原企画、1999.1、p.25-36
「Peepers' Windows '98 ――ピーピング・トムの血を吸うカメラ」
 『カイエ・ドゥ・シネマ・ジャポン』第26号、勁草書房、1998.11、p.126-133
「あれ、緑陰を行列がゆく/通過のよろこび――第六七回・稀柿?の巻」
 『ユリイカ』98年9月号(特集:西遊記)、青土社、1998.8、p.179-189
「日刈り場にそぼ降る雨は――C'est <la moindre des choses>」
 『カイエ・ドゥ・シネマ・ジャポン』第25号、勁草書房、1998.8、p.108-115
「音の記憶――アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの長い一日(の執行)」
 『ユリイカ』98年3月号(特集:解体する音楽)、青土社、1998.2、p.170-176
「生きろ、おまえはメチャクチャだ――『もののけ姫』の子供たち」
 『ポップ・カルチャー・クリティーク』創刊1号(特集:宮崎駿の着地点をさぐる)青弓社、1997.12、p.20-36
「書妖談義――トト・カルチャーの秘密の部屋」
 『ユリイカ』97年6月号(特集:古書の博物誌)、青土社、1997.5、p.224-240
「かんかんのう、きゅうらいす――屑屋散人物語」
 『ユリイカ』97年3月号(特集:永井荷風)、青土社、1997.2、p.202-214
「アマライジ・ジョネイヤの休日――セックス・ピストルズの歌詞について」
 『ルーディーズ・クラブ』第13号、シンコー・ミュージック、1996.12、p.60-63

修士論文

「マイスター・エックハルトの語りの問題」  
 東京大学人文科学研究科提出、1990

翻訳(単行本)

W.ヴェンダース『愛のめぐりあい撮影日誌――アントニオーニとの時間』 、キネマ旬報社、池田信雄と共訳、1997
ビルダー・レキシコン別冊、柏書房、共同訳、1994
A.タルコフスキー『タルコフスキー日記U 殉教録』 、キネマ旬報社、単独訳、1993
P.v.フェーリナウ『タイタニック――果てなき命の夢』、 富山房、島野英一と共訳、1992
A.シュニッツラー『夢小説・闇への逃走』、岩波文庫、池内紀と共訳、1990

翻訳(論文等)

J.チヒョルト「&記号の変遷」「版面と紙葉の明晰な関係」、『アイデア』07年3月号、誠文堂新光社、2007.2、p.199-214、および別冊子全26頁
F.レッツァー「テレポリス――デジタル時代の都市の夢」、『10+1』第13号、高橋伸幸と共訳、メディア・デザイン研究所、1998、p.105-113
L.ベグリ「サモアからの手紙」、『ユリイカ』97年8月号(特集:エキゾティシズム)、青土社、1997.7、p.116-121
A.ホイットール「ドイツ:逆流と矛盾」、ジム・サムソン編、三宅幸夫監訳:世紀末とナショナリズム、音楽之友社、1996.12、p.149-171、英語
D.ファニング「ロシア:東西の出会い」、ジム・サムソン編、三宅幸夫監訳:市民音楽の台頭、音楽之友社、1996.6、p.187-225、英語
P.ツェラン「ネリー・ザックスへの手紙」、『ユリイカ』92年1月号(特集:ツェラン 灰の栄光)、青土社、1991.12、p.82-87

翻訳(映画字幕)

K.ヴェッセル『ヒルデ』
 2009年ドイツ映画祭
『サマー‘04』
 2007年ドイツ映画祭 
O.レルナー『アグネスと彼の兄弟』
 2005年ドイツ映画祭
B.ヴィッキ『橋』
 使途失念
H.S.ブラームス『私の心は私のもの』
 1997年10月於東京国際映画祭、高橋伸幸と共訳
W.ヴェンダース『ベルリンのリュミエール』
 1996年10月於東京国際映画祭

翻訳(レコード歌詞対訳)

アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン『タブラ・ラサ』『マレディクション』(アルファレコード、1993)、『エンデ・ノイ』(ポニー・キャニオン、1996)、『アレス・ヴィーダー・オッフェン』『崩壊』『患者O.T.のスケッチ』『ハルバー・メンシュ(半分人間)』『上向地震波上五』『嘘の館』(ブルース・インターアクションズ、2008)

インタビュー・対談

「見えたる光、いまだ心に消えざるうちに――数学のよろこび」岩崎史郎インタビュー(協力:尾方一郎)
 『言語社会』第二号分冊、言語社会研究科、2008.6
「神の前における謙遜について――それでも地球は回っているDoch bewegt sich die Erde」土岐健治インタビュー(協力:古澤ゆう子、松永正義)
 『言語社会』第二号、言語社会研究科、2008.3
「地球の自転の音は聞こえねえ!――明日はあるか言社研」新井皓士インタビュー(協力:古澤ゆう子、尾方一郎)
 『言語社会』第二号、言語社会研究科、2008.3
「その人の生命の根源に耳をすます――医学と文学における鬱とメランコリー」内海健との対談
 『ユリイカ』04年5月号(特集:鬱……)、青土社、2004.4、p.55-83
「中世の森を抜けてもべつに柵もなかった」 秋田昌美との対談
 『月光』第13号(特集:中世ヨーロッパ)、南原企画、1999.11、P.32-48
「黒いハートの街」 石内都インタビュー
 『月光』第7号(特集:夢の街)、1998.2、p.2-21
「ばらいろの雲を紡いで、透明にして」 矢川澄子インタビュー
 『ユリイカ』97年9月号(特集:児童文学)、青土社、1997.8、p.84-101
「本が伝染る」 阿部嘉昭との対談
 『月光』第2号、南原企画、1996.12、p.68-87

書評など

書評「もうひとつの「ロリータ」――幻想の行方」、『英語青年』08年4月号、研究社、2008.3、p.27
書評「文脈の精彩――齋藤希史『漢文脈の近代』を読む」、『文字』05年第7号、京都精華大学文字文明研究所、p277-281
書評「「現在進行形の煌きのなかに」――松澤和宏『生成論の探究』を読む」、『文字』第3号、京都精華大学文字文明研究所、2004.4、p.192-199
講演採録「翻訳の希望」(2001年一橋大学公開講座「翻訳の悲劇」より)、『一橋論叢』02年 4月号、2002.4、p.153-172
書評「――杉本秀太郎『品定め』」、北海道新聞、2001
書評「そこを越えずに、自由で――川村二郎『白山の水――鏡花をめぐる』」、『文学界』01年4月号、文芸春秋社、2001.3、p.246-247
解説「文学への懐疑――ヘルマン・ブロッホ『ウェルギリウスの死』」、『世界の文学』68、朝日新聞社、2000.10、P237-239
書評「ハンナが骨壷をふる――多和田葉子『ヒナギクのお茶の場合』」、『新潮』5月特大号、新潮社、2000.4、P.280-281
書評「一角獣の夢を、平原へ」(井上義夫『村上春樹と日本の「記憶」』について)、『新潮』十月号、新潮社、1999.9、p.306-307
映画評「なぜ、そこで泣く」、呉天明『変面』上映パンフレット、1997.5
映画評「みんな一緒に、晴れやかに/ヴェンダース『ベルリンのリュミエール』」 、東京国際映画祭日報、1996.10
書評「ほろ苦い歯ざわり/庄司裕子詩集『救命ボート』」、 熊本日々新聞書評欄、1993

監修・編集

同広報パンフレット『世界を記述せよ そして自身を知れ』2009.3
同第二号 特集「人文無双――天地の間をかけめぐれ」監修(分冊含む)、解題執筆、2008.3-6
言語社会研究科紀要『言語社会』創刊号および第二号 造本監修、2008.3
監修「たんぽぽ組PLAN Printempopo」
 一橋大学言語社会研究科刊『文化アイデンティティの行方』所収、彩流社、2004.2、挟みこみ色刷りページ

随想他

「新春初笑い――3の倍数で月夜にアホになる」
 『HQ』09年4月号、2009.3
訳後雑感「著者と組版のアンパサンドな関係」
 『アイデア』07年3月号、誠文堂新光社、2007.2、p.214
「院生物語」
  言語社会研究科パンフレット
アンケート翻訳作法
 『ユリイカ』05年1月号、青土社、2004.12
「有天」
 『月光』第23号(特集:天文)、南原企画、2004.8、p43-53
アンケート煙草
 『ユリイカ』03年 月号、青土社、2003
「ボナヴェントゥーラ・アドヴェンチャー」
『IS』83号、ポーラ文化研究所、2000.2、P.84 
「客星」
 『月光』第11号(特集:結婚)、南原企画、1998.4、p.2-11
「招福」
 『月光』第八号(特集:フェティシズム)、南原企画、1998.5、p.44-55

舞台芸術活動

2009年、日本語創作オペラ『きみを呼ぶ声』(作曲/三木稔)台本執筆、静岡県御前崎市文化会館にて上演
2008年、日本語創作オペラ『伊勢の野に祭りがひびく―― 七人ウズメと白髭翁』(作曲/同上)台本執筆、三重県伊勢市観光文化会館にて上演
2001年、日本語創作オペラ『安濃津物語』(作曲/同上)台本執筆、三重県津市リージョン・プラザにて上演
1999年、日本語創作モノオペラ『青のモチーフ』(作曲/同上)台本執筆(竹腰祐子と共作)、三重県女性センターにて上演
1998年、日本語創作オペラ『太陽の黄金の林檎』(作曲/同上)台本執筆、三重県民文化祭にて上演
1995年、ブリクサ・バーゲルトの来日パフォーマンス『記憶の執行』製作・上演に通訳・翻訳スタッフとして参加
1994年、日本語創作オペラ『贄のうたげ――我聞阿漕』(作曲/錦かよ子)台本執筆、国民文化祭にて上演
1993年、太田省吾の日独共同演劇アンサンブル『砂の駅』製作・上演に通訳として参加
 

教育に関するメッセージ

ゼミナール(院・学部合同)

目の前にあるものに、言語をもって相対するとき、
どこまで何が可能なのか。
問題は、言語にとって何が可能か、ではなく、
私の言語にとって何が可能か、以外ではない。
私の目の前にあるものは私の目の前にしかなく、
そこで発せられるのは私の言語でしかない。
私の言語だけが、私の目の前にあるものに対峙できる、
できなければ――それだけのこと、誰も困りはしない、私以外は。
あなたが何を書かなくとも、世界は回ってゆくだろう。
それで一向構いはしないのだよ。
私が必要とするものは、私が相対しようとするものだけだ。
あなたを必要とするものは、あなたが相対しようとするものだけだ。
私は私の言語をもってどのようにどこまで、あなたに対峙できるのか。

【多くの私たちの目の前にあったもの一覧(順不同)】
ウォン・カーウァイ、Blanky Jet City、W・フォーサイスのダンス、マルチ・ストーリー映画、ガンダム、植物写真、メランコリー論、クリント・イーストウッド映画、一般動画論、子供オペラ、『キャプテン・ハーロック』、野村佐紀子の写真、クロソフスキー、『千年女優』、モッズ、北野映画、テクノミュージック、サウンドスケープ、『ハンター×ハンター』、演劇身体、エル・リシツキーのブックデザイン、ジェンダーの視線、モンドリアン、レイヴカルチャー、アンドレ・バザン、フィルム・ノワールの辺境、戦争と絵画、映像における原爆表象、ソクーロフ『オリエンタル・エレジー』、宮沢賢治のオノマトペ、『鋼の錬金術師』、ブレッソン、サインウェーヴ・ミュージック一般、ニコライ・カールステン、韓国の「女性マンガ」、フィルムの傷、「ipod」CM戦略、「文字を読む」こと、ダイアン・アーバスの写真、ゆうこりん、メルロ・ポンティ、ヤナーチェクのオペラ、アルトマン、インターネットの言説と少年犯罪、『不思議の海のナディア』、ドリュ・ラ・ロシェルと戦間期フランスのデカダンス、帝政期ロシアの映画ジャーナリズム、明治期の女性の身体、夏目漱石と阿部公房における主体の「ずれ」、「かんぐる」ことと「根拠」、ヒップホップ、『呪怨』+『サスペリア』、マンガ・ボクシング、歌声の超越、録音を聞くこと、ユスターシュ、アントニオーニ、黒田硫黄、「精確さ」、対話、プチ涅槃、白い茶碗と「用の美」、写真と写真家、写真と写真家とカメラ、フジモリ訴追問題、源氏物語のエピステーメー、司法における修復的手法、サンタクロース、『百年の孤独』、旅行、プルースト、エロゲー、情熱、メキシコ映画、動員、神秘主義体験の言説、少年少女を説得する方法、言語のリズム、『パン屋再襲撃』、黒沢清、フォント、資本主義、スナップ写真、『プロジェクトX』、女子校言説、禅、『千と千尋』、戦争映画、仮眠(アステリスク)、伊勢物語、「所作」、明治初頭海軍伝習における西洋音楽の受容、『フィガロの結婚』、ブーレーズ、ドキュメンタリー映画製作におけるコミュニケーション、『ファンタスティック・プラネット』、『遊戯王』、映画における文字、『蟲師』、帝政期ロシアにおける映像アーカイヴ、登山地図と記述の消滅、魔術的リアリズム、フィクション、映画における音、『大菩薩峠』、サニーデイ・サービス、『ロスト・ハイウェイ』、デ・ホーホ絵画の連続空間、リチャード・ブローティガン、絶対理論と音楽構造、性の商品化、彼女、くまのプーさん、インドのポップな神々、サイボーグ的身体、『ニューロマンサー』、『花よりもなほ』、ヴィジュアル・ロック、パンソリと浄瑠璃と民画、『かげろふ日記』、NHKの公共性、紅白歌合戦における『ポニョ』、五味康祐、シュテファン・ゲオルゲ、安部公房、『春と修羅』序、村上春樹における空気、物語主義、『のでのでので』、ミース・ファン・デル・ローエのガラス建築、『攻殻機動隊』、松本人志、能(その他俄かには思い出せぬもの多数)(2009年12月15日)

 

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