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教員紹介

安田 敏朗(やすだ・としあき)准教授

詳細紹介著書・共著等論文翻訳その他業績研究に関するメッセージ教育に関するメッセージ


研究室 国際研究館3階
研究室電話 042-580-9027(セールスお断り)
電子メール email
オフィスアワー 木曜日 12:00-13:00(要予約)

教員の教育研究活動報告をPDFで見ることができます。

 

教員詳細紹介

学歴

1991/03 東京大学文学部国語学科卒業。
1992/04 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学
1994/03  同上、修士課程修了
1994/04  同上、博士課程進学
1996/03  同上、博士課程学位取得修了

学位

1996/03 東京大学博士(学術)

職歴

1991/04~1992/03 (株)東芝在職
1995/07~1996/05  日本学術振興会特別研究員
1996/06~2001/03  京都大学人文科学研究所助手
2001/04~ 現  在   一橋大学大学院言語社会研究科助教授(2007/04より准教授)

非常勤講師
1996/04~1996/05  明海大学外国語学部
1997/04~2000/03  同志社女子大学短期大学部
1999/04~2001/03  神戸女学院大学文学部
2000/10~2001/03  大阪大学文学部
2002/10~2003/03  東京都立大学人文学部
2003/04~2003/09  金沢大学文学部(集中講義)
2009/04~2009/09  神戸大学大学院人文学研究科(集中講義)
2011/04~2011/09  東京大学教養学部
2011/08~2011/09  岩手大学人文社会科学部(集中講義)
2012/02~2012/03  琉球大学法文学部(集中講義)

研究プロジェクト等

2010/10~2014/03  国立民族学博物館共同研究員 
2008/04~2011/03  東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員
2006/04~        国際日本文化研究センター共同研究員
2000/04~2002/03  国立民族学博物館共同研究員
1997/04~1999/03  国立民族学博物館共同研究員

科研など(研究代表のみ)
2000年度~2001年度 科学研究費奨励研究(A)
  課題:日本語教育政策と言語理論-時枝誠記の言語過程説を中心に-(12780166)  
1998年度~1999年度 科学研究費奨励研究(A)
  課題:近代日本における「方言」研究史をめぐる言説分析(10710202)  
1998年度~1999年度 旭硝子財団研究助成金
  課題:多文化・多言語社会「日本」の歴史的研究
1997年度 稲森財団研究助成金
  課題:日本帝国史のなかの言語

受賞等

 

主要業績

 著書・共著等

<単著>
1. 漢字廃止の思想史 平凡社 2016年4月 552p
2. 日本語学のまなざし
三元社  2012年6月 164p
3. かれらの日本語-台湾「残留」日本語論-  人文書院  2011年11月 294p
(中国語繁体字版 黃耀進・林琪禎翻訳、「他們」的日本語-日本人如何看待「我們」臺灣人的日語-、群學出版、2016年3月、320p)
4. 「多言語社会」という幻想-近代日本言語史再考Ⅳ-
三元社  2011年4月 336p
5. 金田一京助と日本語の近代
平凡社新書  2008年8月 284p
6. 国語審議会 -迷走の60年-
講談社現代新書 2007年11月 290p
7. 「国語」の近代史 -帝国日本と国語学者たち-
中公新書 2006年12月 308p
8. 統合原理としての国語 -近代日本言語史再考Ⅲ-
三元社 2006年6月 372p
9. 辞書の政治学 -ことばの規範とはなにか-
平凡社 2006年2月 256p
10. 日本語学は科学か -佐久間鼎とその時代-
三元社 2004年9月 348p
11. 脱「日本語」への視座 -近代日本言語史再考Ⅱ-
三元社 2003年6月 398p
12. 国文学の時空-久松潜一と日本文化論-
三元社 2002年4月 320p
13. 近代日本言語史再考 -帝国化する「日本語」と「言語問題」-
三元社 2000年9月 402p
14. <国語>と<方言>のあいだ -言語構築の政治学-
人文書院 1999年5月 412p
15. 「言語」の構築 -小倉進平と植民地朝鮮-
三元社 1999年1月 321p
(韓国語版、李珍昊・飯田綾織訳 J&C出版、2009年6月 285p)
16. 帝国日本の言語編制                    
世織書房  1997年12月  480p
17. 植民地のなかの「国語学」-時枝誠記と京城帝国大学をめぐって-
三元社  1997年4月 245p
<共著>
1. 三元社編集部編『竹村民郎著作集完結記念論集』
担当論文「阪神間モダニズムとカナモジカイ」 pp.124-128
三元社 2015年12月
2. 森本淳生編『〈生表象〉の近代-自伝・フィクション・学知-』
担当論文「書かされる「私」-作文・日記、そして自伝-」 pp.171-190
水声社  2015年10月
3. 인하대학교 한국학연구소엮음『근대이행기 동아시아의 자국어인식과 자국어학의 성립』
担当論文:근대 이행기의 일본어학 성립 (成美江子訳) pp.237-290
소명출판 2015年1月
4. 庵功雄・イ ヨンスク・森篤嗣編『「やさしい日本語」は何を目指すか-多文化共生社会を実現するために-』
担当論文:「やさしい日本語」の批判的検討 pp.321-341
ココ出版 2013年10月
5. 多言語化現象研究会編『多言語社会日本-その現状と課題-』
担当論文:国語と日本語政策 pp.44-57
三元社 2013年9月
6. 砂野幸稔編『多言語主義再考-多言語状況の比較研究-』
担当論文:多言語状況はいかにとらえられてきたか-近代日本の言語政策史の観点から- pp.664-686
三元社  2012年3月
7. 湯山トミ子編『帝国の時代の言語とアイデンティティ』
担当論文:「東亜共通語」の夢-帝国言語としての日本語- pp.19-27
三恵社  2011年3月
8. 田尻英三・大津由紀雄編『言語政策を問う!』
担当論文:日本語政策史から見た言語政策の問題点 pp.133-147
ひつじ書房  2010年11月
9. 内田慶市・沈国威編著『近代東アジアにおける文体の変遷-形式と内実の相克を超えて-』
担当論文:「文体ノ改善」の行方-日本語口語文体の戦中・戦後- pp.81-108
白帝社 2010年3月
10. 木村護郎クリストフ・渡辺克義編『媒介言語を学ぶ人のために』
担当論文:日本語は何を媒介してきたのか pp.232-252
世界思想社  2009年8月
11. 内田慶市・沈国威編著『言語接触とピジン -19世紀の東アジア-』
担当論文:非母語話者の日本語はどのように語られてきたか -「台湾方言」「共栄圏日本語」「日本語クレオール」- pp.143-163
白帝社 2009年3月
12. 加藤正信・松本宙編『国語論究 第13集 昭和前期日本語の問題点』
担当論文:戦前・戦中期の外地(漢字文化圏)における日本語教育 pp.143-160
明治書院 2007年9月
13. 西成彦・崎山政毅編『異郷の死 -知里幸恵、そのまわり-』
担当論文:知里幸恵と帝国日本言語学  pp.159-190
人文書院 2007年8月
14. 王柯編『東亜共同体与共同文化認知 -中日韓三国学者対話-』
担当論文:近代“国学”問題与共同文化認知 -従日本帝国主義植民地大学的経験談起- pp.195-222
人民出版社(北京)  2007年4月
15. 古川ちかし・林珠雪・川口隆行編『台湾・韓国・沖縄で日本語は何をしたのか -言語支配のもたらすもの-』
担当論文:「日本語」という「配電システム」-その複製と継承と- pp.103-117
三元社 2007年3月
16. 平凡社東洋文庫編集部編『東洋文庫ガイドブック 2』
担当論文:『言海』・口語・同文  pp.124-129
平凡社 2006年5月
17. 村田雄二郎・C.ラマール編『漢字圏の近代 -ことばと国家-』
担当論文:国語・日本語・帝国-言語的暴力をおおいかくすもの- pp.35-51
東京大学出版会 2005年9月
18. 縫部義憲監修・水島裕雅編集『講座・日本語教育学 第1巻 文化の理解と言語の教育』
担当論文:植民地教育と文化の問題  pp.98-110
スリーエーネットワーク  2005年6月
19. 前田富祺・野村雅昭編『朝倉漢字講座1  漢字と日本語』
担当論文:日本語と漢字政策 pp.240-259
朝倉書店 2005年3月
20. 遠藤織枝・木村拓・桜井隆・鈴木智映子・早川治子・安田敏朗著
『戦時中の話しことば―ラジオドラマ台本から-』
担当論文:ラジオドラマのなかの方言 -「土」と「姫鱒」から-  pp.141-162
担当論文:ラジオドラマにえがかれる国際認識  pp.229-241
ひつじ書房 2004年9月
21. 端信行編『民族の二〇世紀』
担当論文:二〇世紀日本における「言語」と「民族」 pp.70-84
ドメス出版 2004年3月
22.
山本有造編『帝国の研究 -原理・類型・関係-』
担当論文:帝国化する言語 -近代帝国がもたらしたもの- pp.325-355
名古屋大学出版会 2003年11月
23. 日本方言研究会編『21世紀の方言学』
担当論文:国語政策と方言学 pp.301-310
国書刊行会 2002年6月
24. 山路勝彦・田中雅一編著『植民地主義と人類学』
担当論文:植民地と「バイリンガリズム」-安藤正次と台湾- pp.165-179
関西学院大学出版会 2002年5月
25. 三宅義子・片山弘基・安野早己・山口県立大学国際文化学部編『国際文化学の創造』
担当論文:植民地と学問 -朝鮮支配と「国語学」・「朝鮮語学」-pp.157-172
明石書店 2002年3月
26. 中公新書ラクレ編集部+鈴木義里編『論争・英語が公用語になる日』
担当論文:「英語第二公用語論」におもう pp.137-148
中央公論新社 2002年1月
27. 飛田良文・佐藤武義編『現代日本語講座 第一巻』
担当論文:近代日本言語政策史概観 -戦前・戦中期を中心に- pp.191-207
明治書院  2001年11月
28. 三浦信孝・糟谷啓介編『言語帝国主義とは何か』
担当論文:帝国日本の言語編制 -植民地期朝鮮・「満洲国」・「大東亜共栄圏」pp.66-83
藤原書店 2000月9月(フランス語版2005年1月、韓国語版2005年6月)
29. 庄司博史編『ことばの二〇世紀  二〇世紀における諸民族文化の伝統と変容6』
担当論文:「近代」化のなかの言語政策   pp.78-92
ドメス出版 1999年3月
30. 西川長夫・渡辺公三編『世紀転換期の国際秩序と国民文化の形成』
担当論文:日本語論のなかのアジア像 pp.285-301
柏書房 1999年2月

 論文

1. 漢字に時間をよみこむこと-敗戦直後の漢字廃止論をめぐって-
国文学研究資料館編『もう一つの日本文学史』勉誠出版 2016年3月 pp.240-255
2. 〈序論〉アジアとリンガフランカ
『ことばと社会―多言語社会研究-』三元社 17号 2015年10月 pp.4-11
3. 「昭和文字」をつくった男―米田宇一郎と「救国補字」の射程ー
『言語社会』9号 一橋大学大学院言語社会研究科 2015年3月 pp.198-214
4. 流言というメディア―関東大震災時朝鮮人虐殺と「15円50銭」をめぐってー
『JunCture 超域的日本文化研究』6号 名古屋大学大学院文学研究科附属「アジアの中の日本文化」研究センター 2015年3月 pp.56-69
5. 多言語主義の過去と現在 ―近代日本の場合ー
『立命館言語文化研究』26巻2号 立命館大学国際言語文化研究所 2014年11月 pp.3-20
6. コメント (2):方言・ルビ・バイリンガリズム
『立命館言語文化研究』25巻2号 立命館大学国際言語文化研究所 2014年1月 pp.147-156
7. 日本「國語」的近代(呂美親訳)
東亞觀念史集刊編審委員會『東亞觀念史集刊』第三期 元照出版公司 2012年12月 pp.71-117
8. 言語政策はどのように日常を支配するのか-村上広之の議論を中心に-
『日語日文學研究』第79輯1巻・2巻 韓國日語日文學會 2011年11月 pp.47-68 
9. 国立国語研究所設置をめぐる二、三のことども
『国文論叢』43号 神戸大学国語国文学会 2010年12月 pp.118(17)-101(34) 
10. 自伝をめぐって -おぼえがき-
『言語社会』3号 一橋大学大学院言語社会研究科 2009年3月 pp.147-160 
11. Van de quy che hoa ngon ngu xoay quanh qua trinh hinh thanh "quoc ngu" cua Nhat Ban (Nguoi dich: TS Tran Son) 
Nghien cuu Dong Bac A  So 2(84) Thang 2, 2008  tr. 62-71
12. 佐久間鼎と「日本語学」-体制的全体のめざしたもの-
『イタリア日本語教育協会第2回日本語・日本語教育学会論文集』ナポリ東洋大学 2007年10月 pp.491-512
13. 「国語」とはなにか
『ことばと社会-多言語社会研究-』第10号 三元社 2007年6月 pp.208-229
14. 強化される単一言語社会論 -国語審議会・文化審議会と多言語社会論-
『多言語社会生成の歴史的条件に関する総合的研究』 
2004年度~2006年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書(研究代表者原聖) 2007年3月 pp.92-100
15. 多言語化する日本社会のとらえ方 -『事典 日本の多言語社会』書評をかねて-
『言語社会』1号 一橋大学大学院言語社会研究科 2007年3月 pp.129-144
16. 「帝国の多言語性」から「多言語性の帝国」へ
『ことばと社会 別冊2  脱帝国と多言語化社会のゆくえ -アジア・アフリカの言語問題を考える-』 三元社  2005年6月 pp.121-127
17. 「帝国大学言語学」の射程 -上田万年から金田一京助へ-
『立命館言語文化研究』16巻3号 2005年2月 pp.101-111
18. 三年ののちに -「英語第二公用語論」その後-
財団法人日本エスペラント学会シンポジウム委員会編『あえて英語偏重を問う』  日本エスペラント学会 2004年11月 pp.16-21
19. 地域語の語り方 -歴史と展望-
『ことばと社会-多言語社会研究-』 三元社 第8号 2004年11月 pp.40-46
20. 100年まえの「国語国字問題」-日本と朝鮮と-
『d/SIGN』  太田出版 8号 2004年7月 pp.96-99
21. 日本の多言語化をみえなくしているもの -文化審議会答申批判-
 『多言語社会をめざす言語運動・言語政策に関する総合的研究
-ヨーロッパ・アジア・日本の比較を通じて-』
2001年度~2003年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書 (研究代表者林正寛) 2004年4月 pp.6-17
22. 学問と「学問」のあいだ -国語学と日本語学と-
『一橋論叢』 日本評論社 131巻4号 2004年4月 pp.143-159
23. Language and ethnicity in modern Japan
Sungyun Journal of East Asian Studies  vol.4 no.1
(The Academy of East Asian Studies, Sungyunkwan University)  pp.25-44. February, 2004
24. 文学から遠く離れて -法律文体の口語化と「満洲国」-
『近現代東北アジア地域史研究会 ニューズレター』14号 2002年12月 pp.160-162
25. 「国語国字問題」としての「英語第二公用語論」
『言語文化』 一橋大学語学研究室 39号 2002年12月 pp.107-114
26. 「科学」としての日本語学 -戦前・戦中期の議論から-  
国語学会2002年度春季大会予稿集 2002年5月 pp.16-21
同上 要旨『国語学』53巻4号  2002年10月 pp.135-136
27. 日本語教育史と言語政策史のあいだ 
日本語教育学会2002年度春季大会予稿集 2002年5月 pp.44-53
同上 要旨『日本語教育』115号 2002年10月 p.122
28. 日本語法律文体口語化と「満洲国」-千種達夫をめぐって- 
『一橋論叢』 日本評論社 128巻3号  2002年9月  pp.64-79
29. 「風土」と国文学 -『国体の本義』と久松潜一-
『20世紀前半における「危機」と「脱=近代」をめぐる諸言説に関する総合的研究』
1999年度~2000年度科学研究費補助金(基盤研究C2)研究成果報告書(研究代表者上野成利)2002年3月 pp.79-100
30. 近代日本における「国語国字問題」の構図
『ことばと社会-多言語社会研究-』 三元社 5号   2001年5月 pp.6-36
31. 時枝誠記と植民地期朝鮮 -「言語過程観」の構成-
『学習院大学言語共同研究所紀要』 学習院大学言語共同研究所 24号 2000年12月 pp.45-49
32. 近代日本言語史の諸論点
『環』 藤原書店 4号  2001年1月 pp.163-172
33. 「英語第二公用語論」におもう
『創文』 創文社 420号 2000年5月 pp.11-15
34. 「言語政策」の発生 -言語問題認識の系譜-
『人文学報』 京都大学人文科学研究所 83号  2000年3月  pp.143-183
35. 戦前・戦後日本の言語事件史 戦前編
『ことばと社会-多言語社会研究-』  三元社 1号  1999年5月  pp.185-198
36. 戦争と地名-「大東亜戦争」の場合-
『ことばと社会-多言語社会研究-』 三元社 1号 1999年5月 pp.60-77
37. 「方言」の語り方と植民地 -大東亜省調査官・寺川喜四男の場合-
『思想』 岩波書店 899号 1999年5月 pp.112-128
38. 「方言」認識の諸相
『現代思想』 青土社 26巻10号 1998年8月  pp.192-205
39. 日本語論のなかのアジア像   
『立命館言語文化研究』立命館大学国際言語文化研究所 9巻5・6合併号 1998年3月 pp.63-76
40. 戦前・戦中期日本の言語政策 -「満洲国」における多言語政策の内実-
『立命館言語文化研究』立命館大学国際言語文化研究所 9巻2号
1997年12月 pp.30-35,53-60
41. 「国語」・「日本語」・「東亜共通語」-帝国日本の言語編制・試論-
『人文学報』 京都大学人文科学研究所 80号  1997年3月 pp.79-107
42. 「満洲国」の「国語」計画 -制度と実態-
 『戦後50年、いま「満蒙開拓団」を問う シンポジウム報告論文集』「満蒙開拓団」調査研究会  1996年  pp.75-82
43. 「王道楽土」と諸言語の地位 -「満洲国」の言語政策・試論-
『アジア研究』 アジア政経学会 42巻2号  1996年1月  pp.29-62
44. 基礎日本語の思想 -戦時期の日本語簡易化の実態と思惑-
『比較文学・文化論集』東京大学比較文学・文化研究会12 1996年1月 pp.23-43
45. 「満洲国」の「国語」政策(上)(下)
『しにか』 大修館書店 6巻10号 1995年10月  pp.84-91
     同上     6巻11号 1995年11月  pp.92-99
46. 「東亜共通語」の系譜 -上田万年・「満洲国」・「大東亜共栄圏」-
『地域文化研究』 東京大学地域文化研究会 9号 1995年  pp.31-60
47. 近代「国語」の歴史 
『地域文化研究』 東京大学地域文化研究会 8号 1995年  pp.1-27
48. 「満洲国」の言語計画 -「五族協和」のなかの言語-
『東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所通信』79号 1993年  pp.40-45,56

 翻訳

1. 金賢娥『戦争の記憶 記憶の戦争--韓国人のベトナム戦争』三元社、2009年 375p.

 その他

<解説>
1. 上田万年演説「日本語学の本源(一八九五年六月一五日)」
『言語社会』10号 一橋大学大学院言語社会研究科 2016年3月 pp.71-94
2. 上田万年『国語のため』平凡社東洋文庫 
校注および解説  2011年4月 
3. 解説(2)-植民地近代という視点
遠藤織枝・黄慶法編著『中国人学生の綴った戦時中日本語日記』
ひつじ書房 2007年10月 pp.359-366
4. 亀井孝・大藤時彦・山田俊雄編集委員『日本語の歴史6 新しい国語への歩み』  平凡社ライブラリー 2007年9月
5. 真田信治『脱・標準語の時代』小学館文庫 2000年5月
6. 復刻版『国語国字問題の歴史』(平井昌夫、1948年) 三元社 1998年2月
<書評>
1. 桜井隆『戦時下のピジン中国語――「協和語」「兵隊支那語」など』(三元社、2015年)『ことば』36号(現代日本語研究会) 2015年12月 pp.133-138
2. 小島剛一『再構築した日本語文法』(ひつじ書房、2012年)
『図書新聞』3103号 2013年3月23日 5面
3. 牲川波都季『戦後日本教育学とナショナリズム--「思考様式言説」に見る包摂と差異化の論理』(くろしお出版、2012年)
『図書新聞』3062号 2012年5月19日 4面
4. 鈴木泰恵・高木信・助川幸逸郎・黒木朋興編『〈国語教育〉とテクスト論』(ひつじ書房、2009年)
『週刊読書人』2826号 2010年2月19日 4面
5. 野村雅昭『漢字の未来 新版』(三元社、2008年)
『社会言語学』(「社会言語学」刊行会)9号  2009年11月 pp.327-343
6. 成田龍一『戦後思想家としての司馬遼太郎』(筑摩書房、2009年)
『図書新聞』2940号 2009年11月7日 8面
7. イ・ヨンスク『「ことば」という幻影-近代日本の言語イデオロギー-』(明石書店、2009年)
『図書新聞』2915号 2009年4月25日 5面
8. 佐藤慎司・ドーア根理子編著『文化、ことば、教育 -日本語/日本の教育の「標準」を越えて-』(明石書店、2008年)
『月刊 言語』 2009年3月号 115頁
9. 石川巧『「国語」入試の近現代史』(講談社選書メチエ、2008年)
『東京新聞』 2008年2月3日付朝刊
10. 和田敦彦『書物の日米関係 -リテラシー史に向けて-』(新曜社、2007年)
時事通信 2007年4月9日配信
11. 時枝誠記『国語学原論』
『現代思想 ブックガイド日本の思想』33巻7号 青土社  2005年6月  pp.168-171
12. 斉紅深編著・竹中憲一訳『「満州」オーラルヒストリー -<奴隷化教育>に抗して-』(皓星社、2004年)   
『図書新聞』2683号 2004年6月26日 5面
13. 鈴木義里『つくられた日本語、言語という虚構 -「国語」教育のしてきたこと-』(右文書院、2003年)
『月刊 国語教育』 東京法令出版 23巻10号 2003年12月 p.49
14. 福間良明『辺境に映る日本 -ナショナリティの融解と再構築-』(柏書房、2003年)
『図書新聞』2643号 2003年8月30日 3面
15. 品田悦一『万葉集の発明 -国民国家と文化装置としての古典-』 (新曜社、2001年)
『国語と国文学』東京大学国語国文学会 78巻9号  2001年9月 pp.60-64
16. 岡本雅享『中国の少数民族教育と言語政策』(社会評論社、1999年)
『中国研究月報』 中国研究所 54巻5号 2000年5月 pp.56-58
17. 長志珠絵『近代日本と国語ナショナリズム』(吉川弘文館、1998年)
『史林』82巻2号 1999年3月 pp.138-143
18. 塚瀬進『満洲国 -「民族協和」の実像-』(吉川弘文館、1998年)
『図書新聞』2427号 199年2月27日 3面
19. 駒込武『植民地帝国日本の文化統合』(岩波書店、1996年)
『日本史研究』 日本史研究会 425号 1998年1月  pp.81-85
20. イ・ヨンスク『「国語」という思想 -近代日本の言語認識-』(岩波書店、1996年)
『日本史研究』 日本史研究会 423号  1997年11月  pp.65-72
21. イ・ヨンスク『「国語」という思想 -近代日本の言語認識-』(岩波書店、1996年)
『民博通信』 国立民族学博物館 77号 1997年6月 pp.46-51
<さらにその他>
1. 田中克彦(著)、安田敏朗・土屋礼子(聞き手)『言語学の戦後 田中克彦が語る①』三元社 2008年10月 199p.
2. 憲法の文体をめぐって
『ren』 一橋大学大学院言語社会研究科紀要別冊 1号 2007年3月 pp.115-118
3. 「読める漢字」を追認か
『朝日新聞(夕刊)』 2007年2月28日 15面
4. 共同研究の現在 -多言語社会生成の歴史的条件に関する総合的研究- 『日本歴史』692号 2006年1月 pp.150-152
5. 「帝国のなかの日本文化」という視点
『日本近代文学』73号 2005年10月 pp.251-255
6. 解題「台湾ノ生蕃教育」
『パンテオン会雑誌』研究会編『パリ一九〇〇年 日本人留学生の交遊』ブリュッケ 2004年10月 pp.217-218
7. [討議]日本語と文字表記 活字化と仮名文字の近代(鈴木広光、矢田勉とともに)
『日本の近代活字 -本木昌造とその周辺-』近代印刷活字文化保存会 2003年9月 pp.412-419
8. 記憶を記録する
『歴史読本』 新人物往来社 47巻7号 2002年7月 pp.214-215
9. 日本語論
『現代思想』 青土社 29巻15号 2001年11月 pp.124-127
10. 「正しい日本語」への懸念
『朝日新聞(夕刊)』(大阪本社版) 1999年7月16日

 

 

研究に関するメッセージ

近代日本言語史という漠然とした分野を設定して、さまざまな、というよりも気の向くまま選んだ事象を対象にして、あれこれ とものを書いてきました。くわしいことは書いたものを読んでいただきたいと思います。そろそろネタが切れてきた感もあり、友人からは「垂れ流し」などと揶 揄されていますが、ちょっとふんばりどころかな、と最近思います。40代に突入したら、またあらたな展開をみせたいとも考えています。もちろん、考えてい るだけで、具体的にこれが、というわけでもありません。

 

教育に関するメッセージ

主に大学院教育に関わっているのですが、手取り足取り教育をするわけではありません。学生自身の主体性に任せたいと考えて います。とはいえ、「野放し」ではなく、なるべく「放牧」のイメージで要所要所は押さえて指導していきたいと考えています。ただ、この二つの境界は実際に は曖昧なところもあります。「放牧」していたつもりがいつのまにか野生化する可能性もあります。といったことをいっているようではよい牧場経営者にはなれ ないのですが、研究者としての教師から、学生さんはさまざまなものを「盗んで」自ら成長していってほしいと思うばかりです。そのためには教師はまず研究者 として研鑽を積み続ける必要があるわけです。

 

 

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