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冷 戦 読 書 会 |
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▷ 第66回 冷戦読書会とき:2017年6月18日(日) ところ:筑波大学 東京キャンパス 433ゼミ室 課題:Toni Morrison, Home 担当者:佐久間みかよ、山根亮一、渡邉真理子、齊藤一
▷ 第65回 冷戦読書会とき:2017年3月27日(月)*曜日にご注意ください ところ:筑波大学 東京キャンパス 434ゼミ室 課題:James Michener, The Bridges at Toko-Ri 担当者:濟藤葵、齋藤一、越智博美
▷ 第64回 冷戦読書会とき:2017年2月19日(日) ところ:筑波大学 東京キャンパス 433ゼミ室 課題:James Michener, Sayonara 担当者:吉原ゆかり、佐久間みかよ、越智博美
▷ 第63回 冷戦読書会 (Raymond Williams研究会と合同)とき:2017年1月21日(土) ところ:中央大学 後楽園キャンパス 6409教室 課題:Daniel G. Williams, Wales Unchained: Literature, Politics and Identity in the American Century
▷ 第62回 冷戦読書会とき:2016年12月11日(日)15時~ ところ:筑波大学 東京キャンパス 436ゼミ室 課題:James Michener, Tales of the South Pacific 担当者:齊藤一、吉原ゆかり、越智博美
▷ 第61回 冷戦読書会とき:2016年9月23日(金)15時~ ところ:筑波大学 東京キャンパス 433ゼミ室 課題:James Michener, Tales of the South Pacific 担当者:齋藤葵、齋藤一、吉原ゆかり
▷ 第60回 冷戦読書会とき:2016年7月10日(日)午後3時~ ところ:筑波大学 東京キャンパス 651ゼミ室 課題:James Michener, Tales of the South Pacific (1947) 担当:上原正博、佐久間みかよ、越智博美
▷ 第59回 冷戦読書会とき:2016年5月22日(日)午後3時~ ところ:筑波大学東京キャンパス434ゼミ室 課題:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』(岩波書店、2001)下巻。 担当:大田信良、齊藤一、越智博美
▷ 第58回 冷戦読書会とき:2016年3月14日(月)午後3時~ ところ:つくば大学茗荷谷キャンパス433ゼミ室 課題:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』(岩波書店、2001) 担当:上原正博、佐久間みかよ、越智博美
▷ 第57回 冷戦読書会とき:2016年1月31日(日)午後3時~ ところ:つくば大学茗荷谷キャンパス431会議室 課題:「アメリカ研究とは」 担当:佐久間みかよ、越智博美
▷ 第56回 冷戦読書会とき:2015年11月29日(日)午後3時~ ところ:筑波大学東京キャンパス 437教室 課題図書:Flanagan, The Narrow Road to the Deep North. 307ページから最後 (448) まで 発表担当:上原正博、斎藤一、佐久間みかよ
▷ 第55回 冷戦読書会とき:2015年9月27日(日)午後3時~ ところ:筑波大学東京キャンパス 433教室 課題図書:Richard Flanagan, The Narrow Road to the Deep North (2014) ひき続き同じ本を課題にします。前回の続きで102ページから303ページを読みます。 発表担当:上原正博、市川昭子、越智博美
▷ 第54回 冷戦読書会とき:2015年7月12日(日)午後3時~ ところ:筑波大学東京キャンパス 435教室 課題図書:Richard Flanagan, The Narrow Road to the Deep North (2014) 発表担当:佐久間みかよ、斎藤一、越智博美 2014年ブッカー賞受賞作を読みます。最初の100頁くらいをゆるりと読んでまいります。
▷ 第53回 冷戦読書会とき:2015年5月16日(土)午後3時~5時 ところ:筑波大学東京キャンパス 436教室 課題図書:Frank Kermode, The Sense of Ending. 第 V 章、Epilogue 報告者:斎藤一、越智博美
▷ 第52回 冷戦読書会とき:2015年3月25日(水)15:00~17:00 ところ:筑波大学東京キャンパス 436ゼミ室 課題図書:Frank Kermode, The Sense of Ending. 第 III、第VI 章 報告者:斎藤一、越智博美
▷ 第51回 冷戦読書会とき:2015年2月6日(金)15:00~ ところ:筑波大学東京キャンパス 436ゼミ室 課題図書:Frank Kermode, The Sense of Ending: Studies in the Theory of Fiction (1966). Chapters I and II 報告者:早坂静、上原正博 冷戦期に出された文学論ですが、いろいろな点で「冷戦期に出された」ということが大きな意味を持っていると思われます。2、3回かけて丁寧に読んでみたいと思います。
▷ 第50回 冷戦読書会とき:2014年12月20日(土)13:00~15:00(いつもと時間が違いますのでご注意ください) ところ:筑波大学東京キャンパス 623ゼミ室 課題:W. Faulkner, A Fable 発表者:越智博美
第一次世界大戦を舞台とした小説を、冷戦小説として読んでみようと思います。
▷ 第49回 冷戦読書会とき:2014年11月23日(日)15:00~18:00 ところ:筑波大学東京キャンパス 651ゼミ室 課題:John Treat, Writing Ground Zero. 第7、8、10章 発表者:斎藤一、山辺省太、越智博美 夏から読んできたトリートですが、今回で最後となります。大江健三郎、井伏鱒二、小田実の章を読みます。
▷ 第48回 冷戦読書会とき:2014年10月11日(土)15:00~ ところ:筑波大学東京キャンパス437ゼミ室 課題:John Treat, Writing Ground Zero. 第2、3章 発表者:上原正博、斎藤一
▷ 第47回冷戦読書会 X 第40回新自由主義研究会とき:2014年8月16日(土)16:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:西亮太 テクスト:
▷ 第46回 冷戦読書会とき:2014年7月13日(日)15:00~ ところ:筑波大学東京キャンパス433ゼミ室 課題:John Treat, Writing Ground Zero. 序章および第一章 発表者:斎藤一、越智博美 日本の文学者が広島をどう描いたのか(その困難)を論じて有名な本ですが、おそらく広島以外のトラウマ的なできごとを語る文学を考える際のヒントになるように思います。
▷ 第45回 冷戦読書会とき:2014年6月15日(日)15:00~ ところ:筑波大学東京キャンパス436ゼミ室 報告者:佐久間みかよ、斎藤一、松田卓也、山辺省太、越智博美 John Hersey, Hiroshima (1946)を読みます。1946年の占領下において広島の原爆投下とその後がどのようにルポルタージュされたのかを考えていきます。
▷ 第44回 冷戦読書会とき:2014年4月19日(土)15:00~ ところ:筑波大学東京キャンパス431会議室 報告者:早坂静、松田卓也他 3月の「トランスパシフィック」というテーマの続きで以下が課題です。 1.Naoki Sakai and Hyon Joo Yoo eds, The Trans-Pacific Imagination:
Rethinking Boundary, Culture and Society (World Scientific, 2012)
より、
2.酒井直樹、『日本/映像/米国』(青土社、2007) 1については入手が難しいかもしれません。おいでになる方で、こちらの論文がお手元にない方は越智(h.ochi*r.hit-u.ac.jp)(*にはアットマークを入れてください)までご連絡ください。
▷ 第43回 冷戦読書会とき:2014年2月22日(土)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:みんな 3月8日、9日に科研費のプロジェクトでワークショップとシンポジウムがありますが、そこにお呼びする二人の研究者の著作を読みます。
▷ 第42回 冷戦読書会とき:2014年1月26日(日)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:佐久間みかよ
アメリカの知識人が左傾化した1930年代。その後転向した知識人たちが自らの軌跡を語ることは多くない。共産党員としてスパイ活動を行っていたホイティカー・チェンバーズは、その後共産党と袂を別ち、アルジャー・ヒスを同じくスパイだったとして告発する。チェンバーズの自伝ともいえるWitness (1952)を読むことで、個人の思想や感情が冷戦構造とどのように切結ばれていったのかをみていきたい。
▷ 第41回 冷戦読書会とき:2013年12月1日(日)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:山辺省太 Flannery O' Connor の "Everything That Rises Must Converge" は白人親子の黒人への偽善的行為を批判しているようにみえるが、一般にネガティブな印象を与える偽善の可能性を暴力の問題と併せて論じたい。また、リンカーンの政治の偽善性にも触れるつもりである。
▷ 第40回 冷戦読書会とき:2013年11月3日(日)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:越智博美 南部知識人とT.S.Eliotとの関係を、冷戦期、教育といった点から少し考えてみたことをお話致します。特に指定テクストはありません。
▷ 第39回 冷戦読書会とき:2013年9月22日(日)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:山口和彦 Cormac McCarthy の All the Pretty Horses における「冷戦カウボーイ」の表象、とりわけ、主人公 John Grady の人物造型の意義について、冷戦=核時代におけるノスタルジアの文化の(不)可能性との関連で考えてみたいと思います(Texas State University アーカイヴの調査研究の四方山話も交えながら)。
▷ 第38回 冷戦読書会とき:2013年 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:越智博美 Michael Harrington, The Other America: Poverty in the United States (1962)の語られ方を考えたいと思います。この本はリンドン・ジョンソン政権におけるWar on Povertyを支えた本です。そこでは貧困は社会問題として捉えられているのですが、同時にそれは「文化」の問題として規定されている。そのことの意味を考えてみたいと思います。
▷ 第37回 冷戦読書会とき:2013年2月3日(日)15:00~ ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:三浦玲一 三浦の博論の梗概をします。参加希望者は、三浦までご一報を。お祝いしてください。
▷ 第36回 冷戦読書会とき:2012年12月9日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:越智博美 Ian Fleming, You Only Live Twice (1964)を読みます。日本を舞台にしていますが、そもそもフレミングの007シリーズは冷戦下に書かれたものであり、またアメリカ文学のほうではかなり研究が進んでいる「冷戦オリエンタリズム」の時代の作品でもあります。英国作家フレミングの作品に日本はどのように表象されるのか、見てみたいと思います。
▷ 第35回 冷戦読書会とき:2012年10月28日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:山口和彦 「石油」が20世紀アメリカ文学史の無意識であったとすれば、アメリカ文学研究にとってそれはどのような事態だったのか、アプトン・シンクレアの『石油!』(1927年)を題材に考えてみたいと思います。具体的には、『石油!』がビルドゥングスロマンの話型を援用しながら、「石油」の表象を後景化していく一方で、「文化」の問題を前景化させていくことの意味について考えます。
▷ 第34回 冷戦読書会とき:2012年9月30日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:三浦玲一 『ハックルベリー・フィンの冒険』は児童文学か?という問いを中心にしながら、この作品の評価と受容の変遷、そして、この作品が成立した文化的枠組みを考えたいと思います。この作品がキャノン化されるのは50年代なわけですが、1)50年代のキャノン化、2)その前史としての20世紀前半のgenteel tradition批判と「文学」の美学化、3)発表当時19世紀後半の小説市場の状況を分節化しながら、「純文学」成立以前の「児童文学」とはなんだったのかを考えたいと思います。
▷ 第33回 冷戦読書会とき:2012年8月31日(金)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:上原正博 Northwestern-Newberry版の『白鯨』と、それ以前に普及していた旧版との相違を巡る問題を取り上げます。とりわけ、第114章"The Gilder"の台詞(第5段落)に引用符を採用することで、NN版はそれを語り手(Ishmael)の心情描写から、語りの対象物の心情描写(Ahabの独白)へと変えることになりました。この相違を、テキストの外部内部、双方の問題としてとらえて考えていく予定です。
▷ 第32回 冷戦読書会とき:2012年8月2日(木)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:佐久間みかよ 前回のマシーセン『アメリカン・ルネッサンス』の続きをやります。
▷ 第31回 冷戦読書会とき:2012年6月24日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:佐久間みかよ F.O. マシーセンの『アメリカン・ルネサンス』を読む。 1941年に出版された『アメリカン・ルネサンス』は、その後タイトルは19世紀アメリカ文学をあらわす言葉としてすっかり定着するようになる一方、本自体は十分に読まれないままとなる奇妙な運命をたどる書である。したがってタイトルと中身の乖離を考えてみてもよいだろう。さしあたってポーをはずしたマシーセンのジオポリティクスを、日本における翻訳の完成という偉業とあわせて考えたみたい。
▷ 第30回 冷戦読書会とき:2012年5月13日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:越智博美 コーネル・ウェストのDemocracy Mattersについて考えます。 ウェストはネオリベラリズムとそれが結託したネオコンを、アフリカ系アメリカ人の文化の伝統を呼び起こしつつ批判しています。 冷戦期のアフリカ系アメリカ人にとっては大きな意味を持つ1953年に生まれ、公民権運動とともに成長したウェストの「預言的プラグマティズム」の立ち位置とはどのようなものなのか、サイードと同様にpublic intellectualだと思われるのに、ここまで日本で知られないのは何故なのか、考えてみたいと思います。
▷ 第29回 冷戦読書会とき:2012年4月21日(土)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:山口和彦 ミーラー・ナーイル監督の映画『その名にちなんで』がポスト・アイデンティティ映画として成立しているかどうかを検討する。ジュンパ・ラヒリによる原作小説も参照しながら、「名前」のモチーフをディアスポラ、アメリカン・ファミリー、ポスト植民地主義の問題系に接続して考えてみたい。
▷ 第28回 冷戦読書会とき:2012年3月2日(金)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者とタイトル: 越智博美 Association and/or Aggression: Robert Penn Warren's Night Rider 発表は日本語です。30年代のアソシエーショニズム、ポピュラー・フロント、ニューディール・リベラリズム、生政治の関係を考えます。
▷ 第27回 冷戦読書会とき:2012年1月22日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:河野真太郎 Raymond Williamsの小説The Volunteersの紹介と分析を中心に、新自由主義前夜のSF的またはユートピア的想像力のあり方について考えます。小説のテクストは新しい版が去年出版されましたが、手に入りにくいので、河野の論文(『英語青年』2008年11月号所収)をテクストとしたいと思います。そこからできるだけアップデートした報告にしたいと思います。
▷ 第26回 冷戦読書会とき:2011年12月18日(日)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:越智博美 これまで書いてきたものをまとめて表紙をつけようと考えています。 1920年代ナッシュヴィルの詩人たちを冷戦まで追いかけるこころみです。 当初はモダニズム大好きな田舎の詩人であった彼らの、今でいえば アイデンティティの政治学が、たんに南部北部の対立軸ではなく むしろ当時の学問領域(特に草創期とも言えるアメリカ文学研究)と 交渉しつつ、モダニズムを中心とした批評の枠組みを成立させ、また その過程においてモダニズムを中心としてアメリカ文学研究を組み替えると 同時に、むしろその動きこそが「南部文学研究」という閉域を作りだしていったこと、 また、その新批評の「非政治」のスタンスが冷戦の政治学と寄り添うことになったことを 考えてきました。 このようなことについて、上手くとはなかなかいかないと思いますが、 まずはご紹介する場を与えていただければ幸いです。
▷ 第25回 冷戦読書会とき:2011年11月26日(土)15:00〜 ところ:一橋大学 東キャンパス国際研究館5階 ゼミ室2 報告者:三浦玲一 テクスト:Thomas Pynchon, Vineland 新訳も出た『ヴァインランド』ですが、前回、前々回とやってる「労働の消滅」の問題を、今度はこの作品で考えたいと思います。Biopoliticsの完遂が「生きることは労働である」というテーゼに至り、それがテクストのmode of production、テクスト自体がどのように生産されたもの、どのように生産されるべきものとして認識されているかにまで、反映しているかを考えます。これは、そのまま、JamesonのPostmodernismでの議論と思います。同時に、この問題は、McCafferyのAvant-popやHutcheonのhistorigraphic metaftictionといった、80年代もしくは90年代以降の第二波ポストモダン小説の系譜の議論でもあるはずと思いますです。
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