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鵜飼哲 最終ゼミ(公開) 『原理主義とは何か』以後
- 日時:2018年1月20日(土)14:30~17:30
- 場所:一橋大学 佐野書院(案内図)
- 発言:西谷 修(立教大学)、港 千尋(多摩美術大学)
- 応答:鵜飼 哲(一橋大学)
- 司会:呉 世宗(琉球大学)、田浪 亜央江(広島市立大学)
概要
本研究科教授・鵜飼 哲さんは本年3月末で定年を迎えられます。鵜飼ゼミには代々、(北アフリカ・マブレブを含む)フランス語圏の文学・思想をはじめ、在日朝鮮人文学や沖縄文学を含めた日本語の文学・思想、朝鮮文学、パレスチナ文化史、西洋および日本の美術研究、ポスト植民地文化論など、多様な研究課題と取り組むゼミ生が集い、親しく切磋琢磨してきました。鵜飼さんは次学年からは特任教授として引き続き言語社会研究科の教育に従事される予定ですが、ひとつの区切りとして大学院ゼミの最終回を公開で行うことになりました。『原理主義とは何か』(河出書房新社刊)は1996年(言語社会研究科創設の年)に西谷 修・港 千尋両氏との共著として出版された書物です。第一部ではかつての共著者のお二人に、その後20年余りの世界の変容を、近年の鵜飼さんのお仕事を参照しながら、思想・文学・政治・アート等さまざまな角度から語っていただき著者との対話を試みます。第二部では現役ゼミ生、ゼミ出身者、そして学外の友人の方々と、じっくり討議を深めたいと考えています。あくまでゼミの共同研究・相互学習の一環ですがどなたでも参加可能です。ご来場をお待ちしています。