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言社研レクチャー/シリーズ 「本をめぐる物語」 2 Kコレクションが誘う美本の世界 -河村錠一郎先生の歩みとともに-

ポスター
  • 日時:2017年2月17日(金)  16:00(15:30開場)~18:00
  • 場所:一橋大学 国立キャンパス(東)国際研究館3階 大会議室
  • 主催:一橋大学大学院言語社会研究科
  • 事前登録不要|先着40名
講演
江藤 光紀 (筑波大学准教授)
河村錠一郎先生の歩みを振り返って――研究会と論集刊行を中心に
河村 錠一郎(一橋大学名誉教授)
Kコレクションのあれこれ――本の歴史と美本収集
概要

一橋大学名誉教授の河村錠一郎先生は英文学およびイギリス美術に関する、多くの研究書、翻訳書を刊行されてきました。特に19世紀のラファエル前派を中心とした世紀末芸術の分野で、日本において先駆的な役割を果たしてこられました。

これまでいくつもの美術展に監修や協力のかたちで関わるなかで、ご自身の稀覯本を出品されてきました。初めは「個人蔵、東京」としていた所蔵先の記載も、美術館によるアドヴァイスを受けてからは、「Kコレクション」と呼ぶようになりました。今回は長年にわたって収集してこられた稀覯本の一部と未公開の書物をあわせて、小さな展示を行います。これらの貴重な本とともに、イギリスを中心とした美本の歴史とご自身のコレクションについて、お話しいただきます。

また、河村先生は大学を退職された後も、2008年から一橋大学「芸術と社会」研究会を主宰してこられ、2013年には会員による記念論文集を出版されました。こうした活動についてもご紹介いたします。