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シンポジウム ナビ派の現在

ポスター
  • 日時:2017年5月15日(月)13:15~16:00
  • 場所:一橋大学 国立キャンパス(東)国際研究館3階 大会議室
  • 主催:一橋大学博物館研究会
  • 事前登録不要|先着40名
  • 問い合わせ先: 小泉 順也 (一橋大学大学院言語社会研究科)
話者
東 美緒(一橋大学大学院博士後期課程)
ゴーガンとナビ派
袴田 紘代(国立西洋美術館研究員)
ナビ派と浮世絵版画
小泉 順也(一橋大学大学院准教授)
オルセー美術館におけるナビ派コレクション:収蔵の経緯と傾向の分析
概要

19世紀末パリの芸術シーンにおいて、それまでの絵画常識を覆した「印象派」の画家たちが脚光を浴びていた一方で、他の画家たちもまた、更なる革新的な芸術を追い求めていました。

ゴーガンの美学に感銘を受けた「ナビ派」も、そうした新たな芸術を模索した集団であったといえます。ボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンらを中心とするナビ派の作品に見られるのは、平坦な色彩の面を用いた装飾的な画面構成、そして日常の中に潜む内面性に踏み込むかのような親密さで、そうした個性的な作品は私たちを惹きつけてやみません。

三菱一号館美術館での「美の預言者たち――ささやきとざわめき:オルセーのナビ派展」開催を受け、近年国際的に評価が高まりつつある「ナビ派の現在」を紐解いていきます。