催事・発信／新着イベント

国際交流セミナー ヘルムート・ロース（ライプツィヒ大学）講演会
ベートーヴェン神話: 歴史的・哲学的に伝承されたすばらしい物語

• 日時：2024年9月29日（日）14:00～16:00
• 会場：一橋大学国立キャンパス（西） 如水会百周年記念インテリジェントホール（アクセス）
• 参加方法：参加申し込みフォーム（対面・オンライン）9月28日17時までに日本音楽学会東日本支部の申し込みフォームにご記入をお願いいたします（「非会員」としての登録が可能です）。｜Anmeldeformular (Präsenz/Online）→ Deadline: 28.09. 17 Uhr (JST).
• 通訳：越懸澤 麻衣（日本音楽学会東日本支部会員、日本ベートーヴェンクライス理事）
• 主催：日本音楽学会東日本支部、一橋大学大学院言語社会研究科
• 後援：日本ベートーヴェンクライス、一橋大学「芸術と社会」研究会
• 問合せ先：小岩 信治研究室

キーワード Schlüsselwörter：ロマン派のベートーヴェン像 Romantisches Beethoven-Bild、宗教としての芸術 Kunstreligion、モニュメント Denkmäler、ユーゲント運動 Jugendbewegung、国民社会主義 Nationalsozialismus.

ご参考：講演要旨（英文。今回の講演は2020年に公開されたこの内容に関するものです）

講演者：ヘルムート・ロース（ライプツィヒ大学）

略歴

1950年生まれ。ボン教育大学で音楽教育を学んだのちボン大学哲学科で音楽学、美術史、哲学を学び、ボン大学で1980年に博士号（音楽学）、1989年に教授資格を取得。

1989–93年、ベルギッシュ=グラートバハにある「東方のドイツ音楽」研究所 (Institut für die Deutsche Musik im Osten) 所長。ここでの活動が元東ドイツ地域への移住後に中欧・東欧の音楽の研究として発展。1990年代前半、ドイツ音楽学会機関誌 (Musikforschung)の編纂に携わり、主に書評部門を担当。1993–2001年ケムニッツ・ツヴィッカウ工科大学の歴史的音楽学教授。その立場からツヴィッカウのシューマン協会の理事長を務め、シューマン書簡全集の前段階となるプロジェクトの編集に従事。2001–17年、ライプツィヒ大学音楽学教授。フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ書簡全集の編集にたずさわる。2003-05年、ライプツィヒ大学歴史学・芸術学・東洋学学部長。

コーブルクの国際フェーリクス・ドレーゼケ協会の理事長も務め、ドレーゼケに関する多くの書籍を刊行。現在はライプツィヒのヴァーグナー協会の会長も務めて新ドイツ楽派の研究にも貢献している。

リヴィウのリセンコ音楽大学名誉教授、ブカレスト国立音楽大学名誉博士。

Prof. em. Dr. Helmut Loos

Geboren 1950; Studium der Musikpädagogik in Bonn (Staatsexamina), anschließend Musikwissenschaft, Kunstgeschichte und Philosophie an der Universität Bonn; 1980 Promotion, 1989 Habilitation

1981 bis 1989 Wissenschaftlicher Mitarbeiter am Musikwissenschaftlichen Seminar der Universität Bonn

1989 bis 1993 Direktor des Instituts für deutsche Musik im Osten in Bergisch Gladbach

Seit April 1993 Inhaber des Lehrstuhls für Historische Musikwissenschaft an der Technischen Universität Chemnitz

Oktober 2001 bis März 2017 an der Universität Leipzig

22.10.2003 Ernennung zum Professor honoris causa der Lyssenko-Musikhochschule Lemberg/L’viv

2003 bis 2005 Dekan der Fakultät für Geschichte, Kunst- und Orientwissenschaften der Universität Leipzig

02.04.2005 Ernennung zum Ehrenmitglied der Gesellschaft für deutsche Musikkultur im südöstlichen Europa (München)

30.10.2014 Ehrendoktor der Universitatea Naţională de Muzică din Bucureşti.

Mitglied in den internationalen Editionsräten der Zeitschriften "Hudební věda" (Prag), "Lituvos muzikologija" (Vilnius), "Menotyra. Studies in Art" (Vilnius), "Ars & Humanitas" (Ljubljana), "Musicology Today" (Bukarest), "Muzica. Romanian Music Magazine" (Bukarest) und "Studies in Penderecki" (Princeton, New Jersey).