教員と研究領域/第1部門(人文総合)
小岩 信治
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研究室: | 東キャンパス国際研究館3階 |
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研究室電話: | 042-580-9021 |
オフィスアワー: | 随時(事前にメールで予約を取ること) |
連絡先: |
研究概要とメッセージ
音楽学/西洋音楽史、とりわけ19世紀のピアノ音楽に関する歴史研究者としてスタートしました。主要な研究業績はピアノ協奏曲(ピアノ・コンチェルト)に関わるものです。けれども前任地の静岡県浜松市(静岡文化芸術大)で楽器産業と芸術創造のダイナミックな関係を目の当たりにして、自分が歴史研究者として書きたいと思っていたことが「今、そこに」起きているらしいこと、自分が周囲の学生とともに「歴史の証人」になり得ること、そこに音楽文化研究の可能性があることに気づかされました。「社会科学の一橋」の言語社会研究科に身を置くことで、音楽を軸に社会科学と人文科学が交差する豊かな研究領域に、これまで以上に取り組むだろうと想像しています。
研究科の名称から述べればまず、言語と社会を芸術で繋ぐこと、そして芸術の魅力を言語の力を活かして社会にアピールすることが課題です。そのためにはいろいろな「かたち」があります。音楽史や音楽文化の研究かもしれません。音楽事業の企画者ならそれを実現できるかもしれません。私の使命は、そのような将来を視野に試行錯誤するみなさんと、まずはともに悩むことです。音楽を中心に過去・現在の人々の文化活動に関心を持ち、フロンティアを切り拓く、「食欲旺盛」な学生を待っています。
【最近研究室で話題のキーワード:オペレッタ、鍵盤リコーダー/鍵盤吹奏笛「アンデス」、栗コーダーカルテット、エリック・サティ、室内楽ホール、岡田暁生、音楽教育、吉田秀和、パウル・ヒンデミット、セルゲイ・ラフマニノフ、ロベルト・シューマン、ピカルディ終止、伊福部昭、ヨハネス・ブラームス、鈴木政吉、「古楽」市場の形成、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、フーゴー・ヴォルフ、学校で教えてくれない音楽、北海道のリードオルガン、新宿西口フォークゲリラ、ベトナムのオペラ、大友良英、カール・チェルニー、ジャズ・アンバサダー、ヒロシマと音楽、レクイエム、宗次ホール、ガブリエル・フォーレ、ジョン・サリヴァン・ドワイト、エリーザベト(エリザベート)、ジェルジュ・クルターグ、メディア考古学、フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ、エスノメソドロジー、第1次世界大戦、のだめカンタービレ、コレンダ、シュテファン・ヘラー、歴史的ピアノ/フォルテピアノ、山葉寅楠、鑑賞教育、イネファビリティ、南郷ジャズフェスティヴァル、フリデリク・ショパン、ピアノ技術者、尺八、音楽祭、アトラスピアノ】
お知らせ
13年6月、ゼミ学生が本邦の音楽文化に貢献した活動を表彰する「四十雀賞」を設立しました。
研究室の最近の活動やゼミ生の研究内容についてはこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/musicology.koiwa
2018年1月