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坂井 洋史名誉教授最終講義 低徊の愉楽――文学史的思考とは何か

ポスター
  • 日時:2024年3月16日(土)14:30~(14:00開場)
  • 場所:一橋大学国立キャンパス 佐野書院 (案内図
    ※Zoom による配信も行いますので、視聴をご希望の方は、事前にポスターのQRコードか、下記のフォーム、またはメールアドレスよりお申し込みください。
  • 講師:坂井 洋史
  • コメンテーター:鈴木 将久(東京大学)
  • 司会:三原 芳秋(一橋大学)
  • 主催:坂井 洋史ゼミナール有志

最終講義終了後、懇親会を予定しております。

  • 日時:2024年3月16日(土)17:00~
  • 場所:一橋大学国立キャンパス 佐野書院
  • 会費: 5,000円(学生 2,000 円、立食形式、当日)
  • 参加ご希望の方は、2024年3月5日(火)までにQRコードか、お申し込みフォーム、またはメールアドレスよりお申し込みください。状況により、当日参加も可能です。
  • お申し込みフォーム:https://forms.gle/X85MkajwFzYF8EnT8
  • お問い合わせ:sakaiseminar2024@gmail.com (主催者事務局)
坂井 洋史名誉教授最終講義のご案内

2024年3月を持ちまして、坂井 洋史先生は一橋大学を退職され、教壇を降りられることとなります。

坂井先生はこれまで、中国近現代文学研究に携わってこられました。初期の研究活動においては、遅れてきたアナーキストから文学作家へと不本意な転身を遂げた巴金の苦悩を汲み取り、初期から晩年に至る幅広い交友関係と多彩な創作活動を実証的に考察されました。その後の文学史研究においては、1920-40年代のみならず共和国建国以降の思想・文学批評の諸相を視野に収めつつ、文学作品に対し繊細で緻密な分析を行い、中国の知識人の抱える自己矛盾や欲望を思弁的に論述されました。先生の問題提起に富んだ刺激的な諸論考は常に受業生に大きな啓発を与えるものであり、その堅実な研究姿勢は我々受業生にとって研究者の模範的なものと言えます。

坂井先生の長年に渡るご指導に感謝するとともに、教壇を降りられる前にいま一度お教えを請いたく、最終講義を開催致します。

年度末でご多忙とは存じますが、ぜひともご参加いただければ幸いです。