言語社会研究科とは
研究科のあゆみ(沿革)
大学院言語社会研究科は、学部を持たずに修士課程・博士課程のみを設置する独立大学院として1996年に設立されました。明治8(1875)年の商法講習所設立から数えて140年以上の歴史を持つ一橋大学にあって、まだ新しい教育研究組織ですが、約20年の短い歴史の中でも少なからぬ変遷を重ねてきました。以下にその概要を年表形式で掲げます。
※外国の教育研究機関との間の交流協定については「東アジア諸国との連携」をごらんください。
- 平成8(1996)年4月1日
- 言語社会研究科開設。第一回入試実施(4月15/18日)
- 平成8(1996)年5月1日
- 言語社会研究科第一期生入学式
- 平成8(1996)年5月11日
- 言語社会研究科正式に発足
- 平成10(1998)年3月
- 第一期生博士前期課程 (修士課程) を修了、修了者に学位記(学術修士号)を授与。
- 平成12(2000)年4月
- 言語社会研究科・留学生センター(現・国際教育センター)合同棟完成、「国際研究館」と命名。
- 平成13(2001)年3月
- 最初の博士後期課程修了者、博士 (学術) 学位取得。
- 平成14(2002)年4月
- 学芸員資格取得プログラムを開設。
- 平成15(2003)年
- 「就業体験実習」科目を設置、インターンシップに対する単位認定開始。
- 平成17(2005)年
- 独立行政法人国立国語研究所(現・大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所)との連携講座新設。従来の体制を「言語社会部門 (第1部門) 」とし、新設の連携講座を基に「日本語教育学位取得プログラム」を運営する「日本語・日本文化部門 (第2部門) 」との二部門体制を採る。
- 平成18(2006)年
- 修士課程在籍者を対象とした「長期履修制度」導入。
- 研究科紀要『言語社会』(年1回刊行)を創刊。
- 平成19(2007)年4月
- 東京学芸大学との連携事業として、言語社会研究科に連携講座「アジア文化講座」を設置。
- MAP (ミュージアム・アドミニストレーション・プログラム) を開始(博物館法施行規則の改正に伴い、平成24年3月に終了)。
- 平成25(2013)年4月
- 研究科初の寄附講義受け入れ(「アジアをつなぐことば――言語と文化からみたアジア共同体」)。
- 平成28(2016)年12月
- 韓国学中央研究院(韓国)からの受託研究事業として、研究科内センター「一橋大学大学院言語社会研究科韓国学研究センター」を設立。
- 平成29(2017)年3月17日
- 国立市教育委員会公民館との間で社会連携に関する覚書を交換。